独立就農とは会社を設立するということであり、初期投資として、種、苗、農具、機械など多岐にわたる物品が必要になります。特に施設栽培の場合はビニールハウスも建てるため、高額な費用が大きくのしかかってきます。こういった初期費用はサラーリーマン時代の貯金だけで賄うことは厳しいです。また、手元に少しでも多くのお金を残しておくことは、今後何が起こるかわからない営農において重要だと考えます。私のように施設栽培を行いたい場合は、補助金や融資が必須となってきます。そこで、どういったものがあるかを調べてみました。
農業次世代人材投資資金
農林水産省の情報を参考にしました(2022年3月現在)。こちらは2022年から変わるようなので、参考になるかわかりませんが。
「次世代を担う農業者となることを志向する者に対し、就農前の研修を後押しする資金(準備型(2年以内))及び就農直後の経営確立を支援する資金(経営開始型(5年以内))を交付します。」
とのことで、準備期間は、最大2年間で最大年間150万円の交付、農業経営を始めてから安定するまでの5年間の1~3年目は年間150万、4~5年目は年間120万の定額が交付されるようです。
詳細はわかりませんが、来年度から変更されるようなので新しい情報を待ちたいと思います。
青年等就農資金
日本政策金融公庫の情報を参考にしました(2022年3月現在)。
対象:認定新規就農者
資金の使い道:青年等就農計画の達成に必要な資金(施設・機械、借地料の一括払い、資材費など)
返済期間:17年間(据え置き期間5年)
融資限度額:3,700万円
利率:無利子
担保・保証人:担保:原則、融資対象物件のみ、保証人:原則、個人の場合は不要
なるほど、イメージしやすいですね。ただ、今の段階だとどれだけの物品が必要で、何にどれだけのお金がかかるのかが全くわからないですね。実際に農家の人にお話を聞かないとわからないですね。
調べて感じたこととして、あくまでこれまでの貯金は自身の生活費に回し、営農にはこういった交付金や融資を使うべきなのかなあと思いました。
とりあえず営農資金をどうしていくべきなのかがなんとなくイメージついたので良かったと思います。
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