ある日の農大の講義。脱サラをして農業を始めた講師の話。
この講師は当初、農作業→昼休み→農作業といったスタイルで農業をしていたそう。当時一緒に農作業をしていた母に「あなたのようなサラリーマンと同じ働き方で農業をすると体がもたない。農作業は牛のよだれのようにダラダラ、作業と休みを繰り返しながらやらないと続かない。誰もついてこないよ。」と言われた。
話は私に戻る。
この冬、耕作放棄地を休まず1日中開拓するということをやってきた。その結果、放棄地の開拓が終わる→高熱で寝込むをすでに3回繰り返している。そのたびに1週間体調を戻す期間を要している。
原因として開拓したいという気持ちに体力がついていっていないことにあるのだろう。気持ち的にはできると思っても体力的には無理した面が何回もあったのだと思う。
今の私はまさに「サラリーマン」のような働き方がまだ板についているのだと思う。気持ち的にはまだイケると思うのだがやはり体を使う仕事なので自分から意識して休憩を適度に取りながらやらないといけない。
「牛のよだれのようにダラダラと」
これから太く長く農業を続けていくうえでこの気持ちを忘れずにやっていきたいと思う。
おわり
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