新規就農について相談してきました(4か月ぶり2回目)

就農準備
Business team present. Investor working new startup project. Finance meeting.

急遽県庁に行くことになった経緯

なんやかんやあって、7月まで引っ張りに引っ張りました。農業インターンシップ。

心身共に回復してきたので、いざ書類を書き上げて、さあ希望の農業法人を入れるぞ!としたのですが。。。😿県内のいちご農家さんがリストからなくなっていました。

そんなことあるんですね!Σ(・□・;)なかなかタイミングが合いません。

のちに、それぞれの法人さんの登録期限が終わって、更新がされていなかっただけでした💦今見たら今日問い合わせた法人さんところが復活してました!あとで登録しよう!)

奈良でいちご農家になると決めたので、どうしても奈良のいちご農家さんでインターンに参加したい。ちなみにパート・アルバイト・正規雇用についても、どれも募集していない。。。

うーん。。。直接電話かけていいのだろうか。農家事情もよくわからないしなぁ。ということで、前回から方針も変わったので、県庁で相談することにしました。

自分の方針

まず自分の方針としては主に以下のようになります。

・いちご農家になりたい

・ライフワークとして長く続けていきたい。

・借り入れや補助を受けたいので、認定新規就農者になりたい

・今の物価高騰・物資不足が落ち着くまで独立は避けたい。

・新規就農時に、自分が納得のいく農地でやりたい。

話したこと

独立を急いでいないことについて

私のように独立を急いでいないタイプだと、独立就農までの期間が決められている「研修」や「農業大学校」はお勧めしないとのことでした。1年後もしくは2年後きっかりに独立しないといけないため、納得いく農地が選べなかったり、さらに借入までしてやるつもりならリスクは高いというお話でした。

社会情勢について

今は大農園さんでも提携先と契約終了なども起きているようで、かなり今は経営をするには厳しい時期らしいです。何よりも驚いたのは、県内の直売所で新規の受け入れを止めているところもあるそうです。…新規就農者には厳しいですね。

県内のいちご事情について

いちご自体はもうあふれているようです。肌感覚的には、新規就農より廃業する人が多いようです。(年齢的にか、経営的にか聞くの忘れました)←ここはポイントで、これから居抜き物件がいっぱい出てきそうとのことでした。大農園さんではどんどん畑を買い取って、いちごの生産規模を拡大をしているようです。

あと、奈良のいちご事情ですが、古都華は生産コスパが悪いらしく、大農園では古都華の生産には消極的、あすかルビーの生産には積極的な傾向にあるようです。

お金の話

ここから少し借入と返済の話をしておくと、いちごの場合、1年目は赤字、2年目はゼロかやや黒字となり、この時期は借り入れ分では足りず、手持ちから500万円ほどはなくなると考えてた方がいいようです。なので、それくらい貯めておくと安心らしいです。私はそんなにももってません😅

借り入れの返済は4年目から始まり、2000万円の借り入れだと補助分を引いて、年間175万円を10年間、3000万円の借り入れだと補助分を引いて、年間275万を10年間になるそうです(細かい数字が違ってたらすみません)。

私の場合、大体の目安として、この期間の生活は年間250万円の所得で続けることを目標にしてくださいとのことでした。規模、人員ともに拡大しながらいきたいですね。

今後についての相談

さて、今後私はどのようなプロセスを予定しているかを書いていきます。

これまでの話を突き詰めていくと

・時間的制限のある「研修」や「農業大学校」→ ×

・認定新規就農者にはなりたい。いろいろないちご農家さんで経験を積みたいし、実績として必要。

そこで提案されたのは、「まず、県内の色々ないちご農家さんを回ってマッチングし、自分に合ういちご農家さんを見つけましょう。そして、さまざまなやり方、経験、バックグラウンドがあるので、複数の農家さんを掛け持そこから学ぶのもありです。」とのことでした。なかなか自分の中にはない発想でしたね。といいますか、県の担当者も色々な人を見てきたんだろうなと思いました。

これまで、自分は1つのコミュニティに縛られて失敗したので、どの農家にも完全には属さないフリーのいちご専作インターンシッピー(造語)みたいなのはちょっとあこがれます😊もしかしたら、県の方は過去の経験談と私のバックグラウンドや境遇と照らし合わせて、最適な答えを出してくれたのかもしれません。

あっ、あと自動車は買いましょうと言われました。いままで電車通勤だったので持っていませんでした。早急に買います。

その他にも色々と話したのですが、主にはこんな感じですかね。(思い出せないこともあります)

今後の流れ

担当の方と色々と話した結果、今後自分は次のような流れで進もうと思います。

9月上旬まで

県内のいちご農家さんにインターンシップに行き、マッチングする。(何件か教えてもらいました。直接電話してくださいとのこと。)

体験をしながら、生の情報収集。新規就農者の実体験を聞く、考え方、志を知る。関係者に自分を認知してもらう。

9月中旬から

いちご農家さんが忙しくなる時期なので、マッチしたいちご農家さんで作業に参加する(掛け持ちあり)。インターン的な形で行く?

10月末

退職

冬まで

退職後はパートやアルバイトとして参加し、掛け持ちしていちごの経験を積む。できれば作業のタイムアタックとかしたり、いかに効率を高めるかなど独立した時のことも考えながら取り組むと良し。

冬あたり

このあたりで認定新規就農者の資格を得ることを考えながら、マッチした農場で雇用就農として働き始めたい。北部農業振興事務所に連絡し、大和郡山で農地が出た時の情報をもらえるようにする(ここまでの農作業実績が重要!!)また、信頼を得られる内容の5年計画を作っておく。というか作れるようにする。

経験的には3~5年ほど雇用就農がいい?とにかく物価高騰や資材不足が解消してからが無難。ただ、居抜き物件がでたらすぐ飛びつきたい。

以上です。なかなか泥臭い感じではありますが、それぞれ自分に合ったやり方があると思います。私はこのような形で頑張っていきます。

ちなみに最後に「大和郡山をいちごと金魚、アクアポニックスで盛り上げたい」ということを熱弁しておきました🐟🌱やっぱりアクアポニックスはまだまだ浸透してませんね。開拓していきたいです。

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