農業大学校へ
週に1回、県立の農業大学校に通うことにしました。農大に入学するわけではなく、私が行くのはいわゆる農業塾です。
これは農業を始めたい人のために野菜や果樹の栽培などの基礎を座学や実習で学んだり、農業経営の講義もあったり、実際に農家さんを訪問するといったカリキュラムになっています。また県内で農業に関わる方を招聘しての講義などもあり、これは公的機関ならではだと思いました。
余談
実はいちご農家を辞めた理由の1つとして、雇用就農だと賃金が発生するためどうしても技術を学ぶというより労働力の要素が強かったことにあります。特に私の場合は土を運んだり、地面をコンクリートで固めたり、パイプハウスを建てたりといちご苗を見る機会はほとんどありませんでした。晩夏でシーズン外だったこともありますが。
また私は農学系の知識も乏しかったこともあり、どうせUターンするなら短期集中的にしっかり農業を学ぼうと考えました。当初、農家研修または農業大学校に入学することも考えたのですが、全日制の研修や農業大学校だとせっかくある農地が使えないと思い、自分で実際にやりながら週一の農業塾で知識を積んでいこうと思いました。農学のプロ集団がいるので独学よりはいいかな?といった感じです。
実際に行ってみて
10月現在で農業塾は半分ほど終わりました。
実際に行ってみての感想
・基礎をしっかり学べる
・わからないことがあったらいつでも質問できる
・いろんな機械を使える(お試しできる)
・いい意味で現実が見えてくる
・就農仲間ができる
特にわからないことがあったら質問できるのはありがたいですね。自分の畑で栽培している作物にトラブルがあったとき、「次農大行ったときに聞いてみよう」といったことができるので、一人で抱え込むことは今のところないです。
また受講生の中にはすでにJAや直売所やスーパーなどに出荷している方もいるので「農地借りるときどうしたらいいの?」などの「〇〇をしたいときってどうすればいいの?」といったなかなか聞けないことも聞けたり、市場情報を共有できたりするのでとてもありがたいです。
毎回、行ってよかったと思いながら帰ってます!🚙
次は夏野菜の栽培結果と就農して作りたい野菜について考察していけたらなと思います。
来年栽培する作物は果たして!?😊
コメント